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食欲が減退する熱い夏におすすめの料理「カレー」。
本格的なカレーには様々なスパイスが使われていますが、その中の1つ「ガラムマサラ」をご紹介します。
ヒンディ語でガラムは「辛い」と訳されます。しかし実際には辛味よりも香りを付ける目的で使用される事が多いようです。
ガラムマサラはインドを代表するミックススパイスの名称で、通常3~10種類のスパイスを配合して作ります。
プロのシェフは約20~30種類くらいのスパイスをブレンドしています。
厳密なレシピはなく配合の比率や、どのようなスパイスを使用するかは、それぞれの家庭でオリジナルレシピがあります。
日本でいう家庭料理の「お母さんの味」のイメージでしょうか。
ミックススパイスのガラムマサラには様々なスパイスが使われています。
メインは、シナモン、クローブ、ナツメグ、その他にカルダモンや胡椒、クミン、ベイリーフ、コリアンダーなどがよく使われています。
メインで使われる3種類のスパイスをご紹介します。
シナモンは木の樹皮を剥がして、乾燥させて加工します。甘い香りとかすかな辛味があり、
紅茶などの飲料からお菓子や料理まで幅広い用途で使われています。
クローブは別名「丁子(ちょうじ)」という名称で中国料理の香辛料としても有名です。
つぼみが開花する直前に摘み取り、乾燥させた物がスパイスとして利用されます。濃厚で刺激的な風味が特徴です。
ナツメグは木の種子を挽いて粉末にした香辛料です。やや甘く刺激的な香りが特徴です。
古くから世界で珍重されている歴史ある香辛料です、中世ヨーロッパでは大変高価なスパイスとして取引されていました。
ガラムマサラによりカレーの味がどのように変化するかというと、配合するスパイスによりますが、深みが増す。という表現になります。
そして大事なポイントは使うタイミングです。必す料理の仕上げのタイミングで使用してください。
香りが飛ばないように、火を止めたタイミングで加えて蓋をしてしばらく蒸らす。
もしくは、お皿に盛り付けした状態で少量加えても大丈夫です。本場のカレーの様な味わいを楽しむ事が出来ます。
気軽に海外に行く事はできませんが、暑い夏を過ごすヒントとしてスパイスで旅行気分を楽しんでみてはいかがでしょうか。
PASSAGE de SINCOLでは夏のダイニングを彩るインテリア商材を多数お取り扱いしています。