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COLUMN22:さわやかな季節を楽しむピクニック

  1. COLUMN22:さわやかな季節を楽しむピクニック

穏やかな気候がうれしい季節。
週末のお天気がいい日は外に出かけてピクニックはいかがですか。
自然に囲まれてリラックス出来る手軽なレジャー。歴史を紐解き、おすすめのピクニックフードレシピをご案内いたします。

ピクニックの起源

ピクニックの始まりは15世紀のフランスと言われています。
貴族が狩猟遊びに使用人を同行させ、外で食事を楽しむ贅を尽くした上流階級の遊びがルーツです。
現在のスタイルに発展したのはフランス革命後の19世紀、裕福になったブルジョワジーといわれる市民がピクニックを楽しむようになりました。その際に使用する食器やカトラリー、そのセットを入れるバスケットが生まれた時期もこの時代です。
しかし、まだお金持ちの余暇とされていました。贅沢に食事を楽しむイベントだったようです。その後、フランスからイギリスにピクニックが紹介され当初はイギリスでも上流階級の遊びとして流行していました。
一般市民に広まったきっかけは産業革命です。ロンドンの環境が悪化し、週末だけでも美しい自然に囲まれリフレッシュする目的で、美味しい食事をバスケットに詰め余暇を楽しみました。

自由なスタイルで手軽に楽しめるレジャー

ピクニックの醍醐味は開放的な外での食事。特に難しいルールや決まりはありません。
豪華なランチでなくとも、コーヒーを片手に芝生に寝転んでも立派なピクニックです。フランスでは出かける途中でパンとハムやチーズを買って、その場で好みに合わせたサンドイッチを作るスタイルも一般的です。カットが必要な果物は小さなナイフを持参して切り、フレッシュさを楽しみます。自然を感じる場所で本を読んだり、日光浴をしたり、贅沢な週末の過ごし方ですね。

冷めても美味しいスコッチエッグ

友人と食事を持ち寄りでピクニックをする場合は、各自お気に入りの一品を持参してシェアしてみるのもおすすめ。お弁当人気のおかずはフライやおにぎり、サンドイッチなど多数あります。
皆さんのお気に入りの一品は何でしょうか。イギリスの定番ピクニック料理、スコッチエッグのレシピをご紹介いたします。

・材料(二人分)
ゆで卵 2個
合いびき肉 150g
玉ねぎ 1/4個
乾燥パン粉 大さじ2
牛乳 大さじ1
溶き卵 1/2
ナツメグ 小さじ1/2
塩・こしょう 適量
小麦粉 適量
A) 小麦粉・溶き卵・乾燥パン粉 適量
揚げ油 適量

・作り方
1 合いびき肉に塩・こしょうを加え、粘り気が出るまでこねる。
2 みじん切りした玉ねぎ、牛乳で湿らせたパン粉、溶き卵、ナツメグを1に加えてさらにこねる。
3 ゆで卵に小麦粉をまぶして、2で包み形を整える。
4 形を整えたら、まわりにA)の小麦粉、溶いた卵をつけて、パン粉をまぶし、170℃の油できつね色になるまで揚げる。
5 お好みのソースを添える。

スコッチエッグは冷めても美味しいピクニックにおすすめの料理です。バスケットに詰めてお気に入りの公園へ出かけてみませんか。
清々しい空気は体も心もリラックスさせてくれるもの。
PASSAGE de SINCOLでは自然をモチーフとした壁紙やカーテンを多数ご用意しています。
お気に入りの一品を探してみてください。

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