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COLUMN17:コンソールテーブルでディスプレイを楽しむ

  1. COLUMN17:コンソールテーブルでディスプレイを楽しむ

PASSAGE de SINCOLをご覧いただきありがとうございます。
インテリアのアクセントになる花瓶や小物などを飾るのにぴったりなコンソールテーブルをご存知ですか?
海外のインテリア雑誌などで、壁面に寄せて置かれたテーブルが美しく飾られている写真を目にしたことがあるかもしれません。
まだ日本ではあまり耳にすることのないコンソールテーブルについて、ご紹介しましょう。

ヨーロッパ発祥のコンソールテーブルとは?

コンソールテーブルは17世紀頃のイタリアで流行が始まり、18世紀頃にはヨーロッパ各地の上流階級に広まっていったといわれます。
もともとは宮殿の大回廊で陶磁器や装飾品を飾る台として用いられていました。
奥行きが浅く細長い長方形や半月型のテーブルを指し、普通のテーブルのように3~4本脚で自立するもののほか、1~2本脚のものを壁に固定して使うこともあります。

フォーカルポイントをコンソールテーブルで

これまでの日本の家屋では、衣類などはタンスなどの家具に収納していたので、部屋の壁面は家具でふさがりがちでした。
最近は収納場所としてクローゼットを設置するようになってきたことから、大きな家具を置くことは少なくなってきています。
そのとき、壁面がぽっかり空いたままだと部屋は物寂しく感じられるもの。
視線がひきつけられるようなフォーカルポイントがあると、空間にメリハリと華やかさ感じられます。
壁面にコンソールテーブルを置いて、フォーカルポイントをつくり込んでみましょう。

部屋を格式のある雰囲気に見せるには、コンソールテーブルのディスプレイを左右対称にレイアウトするのが基本です。
テーブルランプや花瓶などはもちろん、壁面にもコンソールテーブルの中心線に合わせて左右対称に絵やミラーを飾ります。
フロアランプや観葉植物を床に置く場合も、左右対称を意識しましょう。
反対に、カジュアルに見せたいときは左右のバランスをあえて崩して。
フォーカルポイントなので、実用の収納というよりはディスプレイを心掛けたいですが、生活感のあるリモコンなどを置きたい場合は、ボックスやかごにまとめておくと目につきません。

コンソールテーブルとディスプレイするものの素材や色の組み合わせも重要なポイント。
アンティーク調のコンソールテーブルに、アンティークの太枠フレームの鏡を合わせれば、さらに重厚で格式ある雰囲気に。
同じコンソールテーブルでも、フレームなしの楕円の鏡を合わせてみると、かなり雰囲気は軽く見えます。
同素材や同色を合わせるとフォーマルに、異素材を合わせるとカジュアルな雰囲気になることを利用してみましょう。

コンソールテーブルを玄関で便利に使う

玄関前にコンソールテーブルを設置すれば、お出かけに必要な小物の置き場として便利です。
奥行き20センチを切るコンソールテーブルなら、あまり広くない玄関ホールや廊下でも、さほど邪魔にはなりません。
お気に入りのトレイやきれいな小皿に鍵やはんこを入れたり、香りを演出するアロマディフューザーを置いたり。この時期は、マスクやアルコール消毒を用意しておくのもよいかもしれませんね。

フォーカルポイントのイメージによって、部屋の雰囲気は変わります。
季節や気分に合わせて、コンソールテーブルのディスプレイを楽しんではいかがでしょうか。
PASSAGE de SINCOLの世界観を、ぜひディスプレイに取り入れてみてください。

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