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COLUMN30:チョコレートのうれしい効果

  1. COLUMN30:チョコレートのうれしい効果

ご覧いただきありがとうございます。
3月14日ホワイトデーのお返しをお探しの方、近年人気のチョコレートはいかがでしょうか。
チョコレートはバレンタインデーのお返しとして「あなたと同じ気持ちです」や「これまでと同じ関係を保ちましょう」という意味が含まれています。
同じチョコレートをお返しする事が意味の由来とされています。

チョコレートの原料カカオ

カジュアルな物から高級品まで様々なチョコレートがありますが、そのバリエーションの違いのひとつは原料のカカオの品種や産地による違いです。
カカオは品種や産地により多彩な味わいや香りを持ち、それぞれの個性を活かして、ブレンドしたり、単一の品種で特徴を出したりする事が可能です。

カカオはどんな場所で栽培されているの?

では、カカオはどのような場所で生産されているのでしょうか?生産国として暖かい国のイメージがありますね。カカオの生育地域が集中しているエリアのことを「カカオベルト」といいます。カカオベルトは赤道の南北20度、亜熱帯気候の地域です。
中南米原産とされるカカオ。16世紀まで中南米地域のみで生育していましたが、植民地支配による拡大を経て、世界中に生産地が広がっていきました。
さらに、「カカオベルト」の中ならどこでも育つというわけでもなく、高度30~300m、平均気温が約27℃で気温差が小さく、降雨量は1000㎜以上であることなど細かい気候条件があります。
それらの条件を満たす土地でなければ栽培出来ない、貴重な果実なのです。
主な生産エリアは中南米から南米にかけて、一大産地のアフリカやインドネシア、パプア・ニューギニアなどで栽培されています。

様々なカカオの品種

カカオ豆には様々な品種がありますが、主にクリオロ種、フォラステロ種、トリニタリオ種の3種に大別されます。
ここでは代表的な3種の特徴についてご紹介します。
マイルドで繊細な「クリオロ種」
クリオロ種はカカオの起源とされる品種で、栽培量は少なく幻のカカオと言われています。マイルドで繊細な味わいとナッツのような香りが特徴です。
パンチがある「フォラステロ種」
フォラステロ種は生産量全体の80~90%を占めています。渋味と苦味が強いパンチのある味わいが特徴です。チョコレートのベースビーンズとしての役割を担っています。
フルーティーな風味「トリニタリオ種」
トリニタリオ種は、クリオロ種とフォラステロ種の自然交配でできた品種とされ、生産量全体の10~15%とされています。フレーバービーンズとしてチョコレートに用いられています。

チョコレートのうれしい効果

チョコレートは美味しいだけでなく、原料カカオには豊富なポリフェノールが含まれています。
カカオポリフェノールは、カカオを主原料とするチョコレートの代表的な栄養成分。
苦味や渋みはポリフェノールによる物で、カカオの含有量が多いほど効果が期待できます。
【血圧低下】
血管の詰まりや細くなることが血圧上昇の原因ですが、カカオポリフェノールを摂取することで、血管がひろがり血圧低下の効果が期待できます。
【動脈硬化予防】
動脈硬化を引き起こす原因の1つは、体内に生じる活性酸素によるLDL(悪玉)コレステロールの酸化と言われています。カカオポリフェノールには「LDL(悪玉)コレステロールの酸化」を防ぐ、強い抗酸化作用で動脈硬化の予防効果が期待できます。
【アンチエイジング効果】
老化の原因のひとつは体内にある「活性酸素」です。カカオポリフェノールの抗酸化作用が活性酸素の働きを抑制し肌のくすみ・しわ・たるみを防ぎます。さらに、肌の水分量増加や、キメを整えるなどの美肌効果や老化防止効果もあります。
【腸内環境整備】
カカオには、食物繊維の一種であるリグニンも豊富に含まれています。リグニンには、腸のぜん動運動を活性化する働きが期待できます。また、食物繊維や、腸内の善玉菌のエサとなる「カカオプロテイン」の作用で便通改善効果を持っていることがわかりました。

様々な効果が期待できるカカオポリフェノール。カカオの含有量が多い、高カカオチョコレートに多く含まれます。特にカカオマスが70%以上含まれているものがおすすめです。バリエーションが多く、プレゼントには最適なチョコレート。しかし、体にいいとはいえ、食べすぎには注意してくつろぎの時間をお楽しみください。
心地よいリラックス空間を演出するアイテムをPASSAGE de SINCOLでは多数ご用意しています。
気分転換に気軽にショップを覗いてみてください。

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