BLOG

COLUMN19:春を告げるミモザの花

  1. COLUMN19:春を告げるミモザの花

PASSAGE de SINCOLをご覧いただき、ありがとうございます。
ヨーロッパでは春になると、黄色の花をたわわにつけたミモザが多く見られます。
「冬の太陽」とも「春の訪れを告げる花」とも呼ばれるミモザの花について、詳しく知ってみませんか。

春の南フランス、ミモザ祭り

ミモザは黄色い房状の花を咲かせるマメ科アカシア属の総称です。
日本では2~3月頃に樹木の全体が黄色く見えるほど密集した小さな黄色い花を咲かせ、ほのかに甘い芳香を漂わせます。
一つひとつの花はふわふわとした球のような可愛らしいかたち。ビタミンカラーの黄色は、見ているだけで心が明るくなりますね。

ミモザで世界的に有名なのは南フランスの海沿いの街、マンドリュー・ラ・ナプール。
その名もルート・デュ・ミモザと呼ばれる街道沿いにはミモザが多く植えられ、
毎年2月の「ミモザ祭り」では毎年12トンもの花がパレードの山車の飾りや花の投げ合いに使われます。
ですが、実はミモザはオーストラリア原産の樹木。オーストラリアではワトルと呼ばれ、
その中の1つゴールデン・ワトルはオーストラリアの国花にもなっています。
南フランスには20世紀初頭に持ち込まれた後、温暖な気候に順化したのだとか。
ヨーロッパの春のイメージが強いミモザの意外な側面です。

3月8日国際女性デーはミモザの日

3月8日の国際女性デーに、イタリアでは女性にミモザの花を贈ります。
花の一つひとつは小さくて壊れやすそうに見えるけれども実は強い植物であることが、女性の社会的地位とジェンダー平等を尊重する日にぴったりですね。
イタリアでは、その日はフラワーショップだけでなく、街の路上でもミモザが売られます。
男性社員が同僚の女性社員たちに配ったり、買い物をすると小さな一枝をつけてくれたりと、気軽にミモザを贈り合っているのだとか。

ミモザを飾って部屋に春を

日本のフラワーショップにも、2月末頃になるとミモザの花が出回るようになります。
お部屋にミモザを飾って春の雰囲気を取り入れませんか。ミモザの花を長く楽しむためのコツをご紹介します。
実はミモザは水の吸い上げが弱く、切ってそのまま花瓶に入れるだけでは花がしおれてしまったり、開花しないことも。
枝が水を吸収しやすくする工夫が必要です。
・切り口の表面積を大きくするために、大きく斜めにカットする
・切り口の縦に割れ目を入れる
・ハンマーなどで切り口を叩く
ひと手間をかけてあげることで、日持ちが大きく変わります。
水に溶かすタイプの水揚げ剤を併用してあげるのも効果的。

もし切り花がしおれてしまったら、ドライフラワーにして楽しんでみてはいかがでしょうか。
ミモザの茎を縛って吊るしておけば、1週間から10日ほどでドライフラワーになります。
葉は乾燥するとぽろぽろと落ちやすいので、あらかじめ取り除いておくのがコツ。
リースやスワッグにすれば、春の間中、長く楽しむことができますね。

食べて飲む!?黄色いミモザ

ミモザ自体は食用ではありませんが、ミモザの花をイメージした料理でテーブルにも春を運んでみましょう。
ミモザサラダは固ゆで卵の黄身をぽろぽろとほぐしてミモザの花に見立てたもの。
シンプルなグリーンサラダにかけるだけでもきれいですが、茹でたジャガイモや春キャベツ、サーモンなどを順番に型に詰めて、最後に黄身のミモザを散らして型から外すだけで、おしゃれな前菜風のサラダに仕上がります。
材料と材料の間にマヨネーズやサワークリームを塗っておくのが崩れにくくするポイントです。

ミモザサラダに合わせる飲み物もミモザをどうぞ。
鮮やかなミモザ色のカクテルは、オレンジジュースを同量のシャンパンで割ったもの。
フランスの5つ星ホテル「リッツ・パリ」で誕生し、正式名称はシャンパーニュ・ア・ロランジュ、イギリスではバックス・フィズとも呼ばれます。
口当たりよく飲みやすいカクテルですが、アルコール度数は6~8%と日本の一般的なビールより高め。
暖かくなった戸外でミモザの花を眺めながら昼間にいただきたいカクテルですが、飲みすぎには注意が必要ですね。

春の花が咲いているのを見かけると、まだ空気に冷たさがあっても春が感じられるのもの。
ローラアシュレイの花柄プリントも、部屋に春を運び入れてくれます。
PASSAGE de SINCOLで春らしいアイテムをお選びください。

RECOMMEND関連記事

totop