COLUMN21:お気に入りのカップでティータイム、様々な紅茶の種類

世界中で生産されている紅茶

世界の様々な地域で作られている紅茶。
もちろん日本産の紅茶もあります。
「和紅茶」という名称を目にした事がある方もいるのではないでしょうか。
今回は三大銘茶と呼ばれる、ダージリン、ウヴァ、キームンの中でダージリンの産地、世界最大の生産国インドで作られる紅茶をご紹介します。

紅茶の王様ダージリン

ダージリンは世界有数の紅茶の産地、インドの北部山岳地域で生産されています。地名が茶葉の名前なっているのです。
山岳地域の為、昼と夜の寒暖差がダージリンのゆたかな味わいと香りを生み出している。と言われています。
収穫のシーズンは年間3回、ファーストフラッシュ・セカンドフラッシュ・オータムナル。シーズンにより味も香りも異なります。

ダージリンファーストの収穫季節は春3月～4月頃。その年最初に収穫されたお茶です。
日本茶の新茶のような物だとイメージしていただくと分かりやすいですね。
特徴は瑞々しい緑葉の茶葉、爽やかさとクリアな黄金色の水色。一般的にイメージする紅茶の色に比べると、淡い水色に驚かれるかもしれません。
お勧めの飲み方は繊細な味わいが引き立つストレート。ミルクティーには残念ながら不向きです。

成熟した味わいアッサム

インドを代表する紅茶アッサム。インドで生産される約半分の紅茶はアッサムで作れられると言われています。
ブラマプトラ川両岸に広がる大平原は高温多湿。この気候がアッサム独特の深みのある味わいとコクを作り出しているのです。
水色は濃く、なじみのある紅茶の色。しっかりした味わいはミルクティーにぴったりです。

重厚なアッサムはスイーツとの相性も抜群。特にクリームたっぷりのケーキやチョコーレートなどがお勧めです。
お気に入りのスイーツと温かなアッサムティーは自分へのご褒美。
特別な時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

すっきりとした爽やかさニルギリ

ダージリン、アッサムと並ぶ銘茶の産地ニルギリ。南インドに位置し、美しい山々に囲まれた高地で生産されています。
温暖な気候で作り出される茶葉は爽やかな味わいとほのかな香りが特徴です。
渋みや強い香りが無いニルギリは和洋問わずお食事に合わせやすい、万人に愛される味です。透明度がある水色はアイスティーもおすすめ。

ニルギリにぴったりのスイーツをご紹介します。さっぱりとしたフレッシュフルーツ沢山のタルトやフルーツティーがおすすめ。
フルールティーはお気に入りの果物をスライスして、ガラスのポットに入れると美しい水色が楽しめます。
ティーウォーマーを使ってポットを温めていただくと、ゆっくりお茶を飲む事が出来ます。ティーパーティに最適な演出ですね。

コラムでご紹介した紅茶はたくさんの種類の中のごく一部。
色々な種類を試して、その時の気分に合った茶葉を探してみてください。
お気に入りの空間にPASSAGE de SINCOLのカーテンや壁紙をプラスして、紅茶とスイーツのマリアージュをお楽しみください。